灰はどうして次ルが好きなのか?

こんにちは、灰です。こんなやばそうなタイトルの記事を開いてくださりありがとうございます。

ツイッターで私をフォローしてくださっている方々は御存知かと思いますが、私は描(書)くのも見るのもガチガチの次ル完全固定派なのですが、そもそも何故自分はこのジャンルであの二人のことを次ルだと思うのか?というのを自分自身でもあまりよく分かっていません。

なので、少しでも自分の中での何かしらの考えやら概念やらを視覚化して整理したり理解を深めたりしたいな、と思いこのように文章として形にしてみることにします。

CP的な観点での話や、直接的ではないにせよ若干の年齢指定的な話も出てくると思いますので、そういうのは見たくないなと感じた際にはお早めにブラウザバック等で自衛なさってくださるとありがたいです。

では、まずは私が原作やアニメを見て感じたルパン三世次元大介のイメージに関しての

話から始めたいと思います。

 

ルパン三世次元大介というキャラクターに対するイメージとは?

 

この二人に関してはジャンルにハマる前(原作を読む前)のカリ城やテレスペを流し見してた程度のイメージだと『世界的大泥棒だけど女好きで三枚目のルパン三世と、その相棒であり銃の腕前は世界一のクールなガンマン次元大介』という、所謂世間一般に浸透しているであろうイメージしかなかったので、本当に『相棒』という認識しかありませんでした。(次元大介ルパン三世の相棒、という認識のみでルパン三世次元大介の相棒という認識は昔も今も無いです)

でもその時点でも、次元大介のような他者に馴染まなそうな一匹狼的なキャラクターがルパン三世という一人の存在の相棒として側に居ることを決めている、ということに関して『あ、この男は何かしらのくそでか感情をルパンに対して持っているんだろうな』と思ってはいました。

包み隠さず言うとこの時点でたぶん私はCPとしてハマるなら次ルだろうなという判定もしてました。

でもこの二人は別にそういうのではないだろう、という気持ちの方が当時は大きかったのでそういうことは特に考えていなかったと思います。

 

原作無印を読んだ時には自分の中に今まであったキャラクター像やルパン三世という作品そのものに関するありとあらゆるイメージがとてもいい意味でひっくり返り、ルパン三世という男(便宜上)のあまりの存在感のでかさと、次元大介という男のあまりの存在意義の薄さにもう一気に気が狂ってしまいました。狂ってしまいました。

次元大介、全く有能じゃないしクールでもないし下手したら別に居なくてもルパンは困らないし物語の進行にもほとんど問題ないじゃん、と。

次元本人は『ルパン三世の相棒である次元大介』ということを事ある毎に台詞としてアピールしているけどルパン本人は『ナサケ御無用』というタイトルの回で、

 

「だからヤツを相棒なんかにしたかねェんだ かってに相棒なんかになりやがって」

 

と言っているので、この辺りの台詞から二人の中での「相棒」という関係性に対する認識というか感情の入れ方というかなんかよく分かりませんがなんかそういうのの差があるようにも感じました。

特にルパンは二度も「相棒”なんか”」という言い方をしているので、そういう存在は自分には必要無いと思っている感もちょっとあるような気がします。

ただ原作無印は一話毎に設定やキャラの役割が完全に変わったりするのがデフォルトなので、どの回に出てきたどの台詞がどこまで後の話にも設定として継承されているのかは定かではありませんが……。

原作無印全体を通してルパンと次元の関係性はアニメのような「対等な相棒」という感じではなく、『ルパンが絶対的である主従関係』という印象が個人的には強いです。

話を聞いてくれなかったり予定外の行動を取るルパンに対して次元が口出しをすることは何度かありましたが、その度にルパンは次元に水を被せたり殴ったりして強制的に黙らせていたので、そういうのを見ると明らかにルパンの方が立場が上だなと思いました。

 

 

 ◆何故灰はこの二人をCPとして見て考えると次ルだと思うのか?

 

もくりで通話した時に何度もした話なので御存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私はCPというものとしてキャラクターの関係性を見て考えた時には大体毎回「一方に対してどんな形であれ(愛情、羨望、憧れ、信仰、嫉妬、劣等感、憎悪etc…)何かしらのくそでか感情を抱えているなというのが作中で見えた方が左」という判定をしてしまう腐傾向を持っているので、次元大介は完全にそれに当てはまったのでこれは次ルだなと思ってしまった訳です。

身も蓋もない話ですが、そういうのが好きなんです。くそでか感情で狂っている存在を見るのが好きなんです。一方的に勝手に狂ってる姿を見るのが好きなんです。そしてそれだけ人を狂わせる何かを持っている存在を見るのが好きなんです。

 

私は原作無印を読みながら「原作無印の次元大介ってキャラクターとしての中身が無さ過ぎてよく分からない。なんでルパンの側から離れないのかも分からない。自分の意思があるのかすら分からない」と思っていたのですが、『俺はタダイマ盗っと修行中』というタイトルの回で次元が銭形警部からの取り調べを受けている時に、

 

「オレがしりてェのはな……やつが………なにをたくらんでいるかだッ‼」

「オレが相棒をうらぎるとおもうかね」

「こわいのか ルパンが……」

「こわいとも……もしうらぎりがバレたらオレは殺される……

 カンちがいするな やつがこわいんじゃねェ オレはやつがすきなんだよ フフフ」

 

というやり取りがあり、私はここで初めて「次元大介ルパン三世のことを確かに恐ろしいと思っていて、それでもルパン三世のことが好きだとはっきりと自覚していて、自らの意思と自らの感情でルパン三世の相棒として側に居ることを自ら選んでいる」ということが見えたのでここで一気に狂いが加速してしまいました。

世界は別に次ルでも何でもないのに世界は次ルだと思うようになってしまいました。世界は次ルでも何でもないのに……。

でも好きだと思える存在と出会って、好きだからずっと一緒に居たいと自分の中で思える程の存在にまでなったのなら、それは人間として生まれて最高にハッピーな到達点だと私は思うので、私は次元大介のハッピーを見続けたいし描き続けたいです。

だって狂ってる存在を見るのが好きだから。なんかもう誰かを好きになること=狂いなのでは?とすら思えてきました。

 

 

 ◆腐要素が絡む話(※念のためR‐15)

 

なんだかんだ言っていても灰は思考の根底がCP好きなのでそういう要素でも次ルのことを考えています。というかそういう要素を含んでいるから次ルという表記をしているのですが……。(腐という表現はあまりしたくはないのですが、伝わりやすさという点で便宜上この表現を使わせていただきます)

ただ、この二人を所謂恋人という関係性にすることと、恋愛的な感情を持たせることに関してちょっと異常なほど抵抗感があるのでそういう扱いはどうしても出来ないのですが、でも上記のようなものが無くてもそういうことって出来るのかな?そういうことをするのならそれは恋愛的性愛になるのではないか?というなんだか非常に面倒くさい思考に常に陥っているのですが、この辺はなんかもう自分でもどうしたらいいのか分かりません。たぶん一生分かりません。

でも少なくとも次元の方はルパンに対してどんな形であれ、或いはありとあらゆる種類が混ざりに混ざった”愛”というものを抱いて、ルパン三世という存在に魂レベルで”恋”をしていると私は思っているので、そうなるとやはり次ルでしかないんだよなぁ……と思ってしまう訳です。傲慢な腐オタです。

愛や恋というものに当てはまるかもしれないけれども、世間一般的なイメージであろう恋人として愛し合って甘い時間を過ごして……なんてものとは対極にあるような、もっともっとえげつなくて気味が悪くて悲しくてどうしようもないような、そういうものを次ルというか次元大介に対して私は感じているのかもしれません。(パスリの次ルだけは例外で、この二人ならCPっぽく描(書)いても自分の中でそこまで違和感や抵抗感が無いのでそういう面で頼ってしまうところはちょっとあります。でもパスリであっても恋人という関係性では絶対にないです)

 

私自身がそういうことに関して疎すぎるので現実はどうなのかは分からないのですが、私はそういうことをするのなら抱く側が相手に対して愛を持っていなければ絶対に嫌だという確固たるこだわりがあります。

次元からルパンに向ける何かしらのくそでか感情は常に見えていますが、ルパンから次元に向けるものがどうにも私には見えてこないので、そういった点でも私の中では逆で見たり考えたりすることが不可能なのかもしれません。

あとめちゃくちゃストレートに言うと次元が受けなのがなんかよく分かりませんがどうにも無理すぎるのでこれも私がガチガチの次ル固定派であることを更に強固にしている気もしています。

ちなみに私がモブ攻めやモブレや受けの身売り等が死ぬほど駄目で、モブの要素を感じ取ると肩幅5メートルのスーパー灰さんと化してモブを捻り潰してしまうのはそこに愛が皆無だからだと思います。性的消費という目的を最優先にしてそういう扱いを受ける受けを見るのが死ぬほど無理すぎるのです。(そういったものを見れる、好んでいる方々を否定する気持ちは一切ありませんので悪しからず)

でも酷い目に遭いそうになった受けが自力でモブを余裕で半殺しにして何事もなく歩いて帰るようなのは大好きです。話が逸れました。

 

次ルとしての話に戻りますが、そもそも私は別にルパン受けが好きな訳でもなければルパンのことを受けだと思っている訳でもないです。でも次ルなのです。

正直言うとそういうことが絡まないのであればありとあらゆる面でルパンの方が次元よりも遥かに上なので、概念的には逆だなという自覚もあります。でも次ルなのです。

これはもう私の遺伝子レベルでそうなんだという認識にしかならないとかなんかもうそういう感じなので自分自身でも納得出来る理由を示すことが出来ません。それが好きだからとしか言える気がしません。結局は自分の都合のいいようにしか見れないし解釈出来ない……悪いオタクです、本当に。

次ルとしてでも、そうじゃくてもこの二人は常に決定権も主導権もルパンが持っているのでそういうことになるとしても全てはルパンが決めることなので、ルパンがいいと言えばいいし、駄目と言えば駄目なのです。次元もそれには絶対に従わないといけないのです。そういう部分が徹底している次ルが好きです。

でもルパンが何故受け入れる側に回っているのかが私には分からないし、次元も分かっていないと思うのでその辺を考えるとなんだかゾッとしてしまいますね。

それを言ってしまうと何故次元がルパンのことを抱きたいと思うのかも私には分からないのですが。

もうほんと私自身が「根拠や理由の証明は出来ないけどとにかく次ルが好きで次ルが見たいから私の中では次ルです」と、自分にとってだけ都合のいい見方をしているということしか言えません。ごめんなさい。

 

 

 ◆色々と文字に起こしてみましたが、結局のところはっきりとした根拠や理由は示せないけれど灰はどうしようもなく次ルが好きということしか分からないし言えませんでした。

分かったのは灰が死ぬほど面倒くせぇ次ルのオタクだということだけです。

なんだかちょっぴり悲しくなってきた気もしないでもないですが、これからもこんな感じで死ぬほど面倒くせぇオタクとして灰の次ルを生産していきたいと思います。

灰の次ルは常に私に需要があるので……。これが結論であり宇宙の真理です(雑な〆)

 

最後まで読んでくださりありがとうございました!

テスト投稿

こんにちは、灰です。

ネット上にアップしたい文章があるのですが3000文字を超えてしまい、かべうちでは文字数オーバーでアップ出来ないのでこちらのブログを開設しました。

この記事はとりあえずテスト投稿です。

今後はもしかしたら日常のこととかすごくどうでもいいこととかを書くのにたまに利用するかもしれません。

その時はチラッとでも見てくださるととても嬉しいです。